2016年9月12日 星期一

に現売りを在も



元々は外郎氏は万能薬を製造していて、それが評判で朝廷にまで重宝されるようになり、さらに接待用のお菓子作りも依頼されたらしい。

こうして作られたのがお菓子の「ういろう」という訳だ。

万能薬は当時、透頂香(とうちんこう)と呼ばれたが、今ではこちらも「ういろう」とい名で多くの人々に愛用されている。

筆者もその一人でカバンの中にはいつでも入ってる。

今は薬事法がうるさいから何でも効くというわけにはいかないが、愛用者たちは万能薬という認識が強いと思う。

様々な体不調に即効性があると思うのだ。

外郎氏は後に北条家に仕え小田原に店を構えた。

秀吉が実権を握った後も、いやいや現在まで「ういろう」本店は小田原城の寄り添うに今も立派なお店を営んでいるからいかに歴代城主にそして地元住民にそして医療界に信頼が厚かったかがわかるだろう。

さて、この薬のういろうには有名な話がある。

江戸時代に歌舞伎の第2代市川團十郎が病いで舞台に立つことが出来なくなった。

ところがこのういろうを飲むと病いが瞬く間に快方に向かって再び舞台に立つことが出来たという。

團十郎はお礼にこのういろうの素晴らしさを早口言葉の口上にして舞台の演目に入れた。

それがういろうをさらに有名にしたが同時にこの「ういろう売り」の口上も有名になり俳優や声優、アナウンサーなどの滑舌、発声の稽古使われているのである。

つまり、俳優、声優、アナウンサーたちにとってういろう売りとは登竜門のようなものなのである。

筆者の主催する劇団 真怪魚では研修生たちがういろう早口言葉だけでなく演じることが卒業試験にもなっている。

劇団 真怪魚でしか見れない演技である。

これが見始めると実に面白い。

この度、2012年のクリスマスパフォーマンス公演で大好評だった副座長のねこまたぐりんが演じた「ういろう売り」を動画アップした。

わずか8分ほどの短い演技ではあるが、日本の伝統的な歌舞伎ういろう売りの現代ぜひ堪能していただければ幸いである。

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